防御力に優れた動物ユニットを活かし、相手のデッキが無くなるまで耐久して勝つデッキ。
「カードをドローするときにデッキが0枚だった場合、ゲームに敗北する」というルールに基づいて成立している。一部TCGの「最後の1枚をドローしたら負ける」とは異なるので注意。
序盤は相手の攻撃を《成長する秘宝》による豊富なリソース、◆効果、《哨戒する剣竜類》で耐え、《顕現する竜脚類》と動物2体の盤面を作ることが目標である。あとは処理され次第盤面を回復しつつ残ったウォールとモノリスで耐えきれば勝利となる。相手が突破カードを引くまでに《猛り燃えるファフニール》でコントロールしつつ盤面を強化し、《光臨せしカンナカムイ》でデッキ枚数を回復し、《海賊団襲来!》で相手のデッキを減らしていくことでどんどん勝利を近づけていこう。
攻撃しないことで相手はウォールのカードを手札に加えられず、普段より動きにくくなる。その性質上シンプルなパワーとリソースで勝とうとするデッキにはめっぽう強い。
相手が悪魔の効果でウォールを減らしたり、モノリスをレベルチェックに使ったときは、普通にウォールを攻撃して勝つプランを取ることもある。また、相手が後手1ターン目にユニットを召喚せず、自分が先行2ターン目にユニットを3体並べられたときなどは、攻撃して勝つほうが期待値が高い。このプランでも大量のリソースを活かして《猛り燃えるファフニール》の連発ができるため十分強い。
プレイングの自由度が高く、使えば使うほど強くなるデッキである。
序盤は自分の動きのためにドローする必要があるが、終盤は相手よりデッキ枚数が多くなければならないため、調整が難しい。相手の《光臨せしカンナカムイ》によって逆に自分がライブラリアウトしてしまうこともある。
何を墓地から回収するか、どの場所にどのユニットを出すか、相手を攻撃するかしないか…と考えることが多く、常に手札も多いため、最善手を打つのが非常に難しい。
墓地回収に頼ったデッキであるため《死門の司天 アズラエル》に弱い。
突破カードを連発されると負けうる。《死神の訪れ》《猛り燃えるファフニール》《氷結のエレメントマスター》《『隠された国』の女王》《古代海の首長竜》など。