【ユニット/天使】 レベル2/パワー4000 [▲条件]:このターン中、あなたが墓地のカードを他のゾーンに移動させていたなら、このユニットは召喚できない。 [■召喚時]:次の相手の〈エンドフェイズ〉まで、お互いのプレイヤーは墓地のカードを他のゾーンに移動できない。 [□常時]:お互いのプレイヤーは墓地のカードを他のゾーンに移動できない。
墓地のカードを移動させるような効果は1枚たりとも許されない、凶悪な【天使】ユニット。《聖女の祈り》はもちろん、《緊急召喚》や《死霊術師 ヴェイネス》、《原林の伏兵》など、墓地からカードを移動させて戦略を立てるようなケースは多岐に渡り、何かしら刺さらないデッキはほぼ存在しないと言ってもいい。中でも【精霊】【怪異】【植物】なんかは墓地利用を頻繁に行うため、とても厄介なユニットになる。特に【怪異】は墓地からの召喚を前提としたユニットが多い種族のため、《アズラエル》を使い回されると何もさせられない事もある。幸いパワーは4000と控えめ(と言ってもレベル2としては水準のパワー)なので、冷静に対処したい。
強力な効果に見えるが、序盤に出してもイマイチ旨味がないこともあり(相手が【怪異】なら別だが)、どちらかと言えば後半にかけてその性能を発揮するカード。多くのカードの知識も必要であり、雑に採用してもあまり活躍せずに終わるだろう。相手の出方や自分のデッキとも見比べて採用を検討するといい。
《光臨せしカンナカムイ》の■召喚時効果で《アズラエル》を選択し、《カンナカムイ》で墓地からのカード移動を行いつつ、《アズラエル》の▲召喚条件を無視し、全体の墓地を封じるという動きもできる。
滅びたアヴレスに訪れたその男は言った。
『完成したばかりの死霊術にうってつけではないか!』
Q:《傲慢なるピュートーン》の[▲条件]を使用し召喚した後に、《死門の司天 アズラエル》を召喚することは出来ますか?
A:いいえ、できません。相手の墓地のカードを他のゾーンに移動させていた場合でも、《死門の司天 アズラエル》の[▲条件]による召喚不可が適用されます。
第二弾 No.089