【ユニット/水棲】 レベル3/パワー6000 [▲条件]:あなたの場に「人魚族の騎士」が存在するなら、このユニットは召喚できない。 [■召喚時]:あなたのデッキの上から2枚を表向きにする。それらのレベルが2枚とも奇数なら、《任意》相手の場のパワー6000以下のユニットを1体選び、手札に戻す。この効果の発動後、表向きにしたカードを好きな順番でデッキの一番上に戻す。あなたは「人魚族の騎士」のこの効果を1ターンに1度しか発動できない。 (《任意》は、その効果を発動しないことを選んでもよい) ◆:このユニットを召喚する([▲召喚条件]は無視されない)。
アタッカーとなる人魚族ユニット。■召喚時によって相手のユニットを除去し攻撃するため、ウォールを全て破壊した後の決定打となれる。
同じアタッカーの役割を持つ《人魚族の双撃手》と比べると除去範囲やパワーは変わらないが、効果の成功条件が2枚とも奇数であればいいので少し易しい。デッキのカードを全て奇数のレベルに限定すれば下準備がなくとも確実に■召喚時を成功させることができる。また、除去の対象は正面でなくても構わないため、他のパワーが低いユニットの正面を除去しこのユニットは正面を戦闘破壊することで十分なパワーを活かすこともできる。さらに◆効果も持っており、ウォールから飛び出すことでこのユニット自身が壁になると同時に■召喚時による除去を狙える。一度の◆効果で2ダメージを防ぐことができるカードは少ないため非常に強力な◆効果と言える。
このユニットの弱点は除去方法がバウンス(手札に戻すこと)であることだろうか。双撃手は戦闘破壊になるがこのユニットはバウンスしてしまうため再利用されてしまう。しかし、必ずしもバウンスが悪いわけではない。相手のリソースを気にせずに早期決着を目指すのであればバウンスの方が良いかもしれない。サメプレシオの使い分けのように自分のデッキの戦い方に合わせて採用するのが良いだろう。門番兵を採用するなら無理なく両採用もできるため両方3積みして攻撃的な構築にもできる。
――「人魚族」と名の付くユニット
圧倒的な滅びの力を前にしても、その結束は揺るがぬものとなっていた。
第九弾 No.302