【ユニット/怪異】 レベル2/パワー3000 [▲条件]:あなたの場に「邪悪なる死霊術師」が存在するなら、このユニットは召喚できない。 [○起動]-《コスト》あなたのデッキの上から2枚を墓地に送る:あなたの墓地からあなたのプレイヤーレベルより低いレベルを持つ【怪異】ユニットを1体選び、召喚する([▲条件]は無視されない)。あなたは「邪悪なる死霊術師」のこの効果を1ターンに1度しか発動できない。 (《コスト》を支払わず、その効果を発動しないことを選んでもよい) ◆:あなたはカードを1枚ドローする。
先行して実装された《死霊術師 ヴェイネス》というレベル4の大型ユニットと比べ、《邪悪なる死霊術師》は【怪異】のために存在し、序盤から蘇生*1手段として頼もしいネクロマンサーだ。【怪異】であれば対象なため、《ヴェイネス》をも蘇生することができる。序盤だけでなく、後半にも頼れる存在だろう。
墓地からユニットを召喚できるカードに似たものとして、《禁断の反魂術》や《見習い死霊術師》、《暴走する死霊術師》などが存在する。特に《邪悪なる死霊術師》と同じような目的で同時に採用しうるカードは《暴走する死霊術師》だろう。どちらも一長一短の特徴があるため、その違いを理解しておこう。
《暴走する死霊術師》は優秀な打点を減らす◆効果持ちであり、[○起動]で手札からカードを捨てるという手段も存在するが、あちらは蘇生対象を「被検体」と名の付くユニットに限っている。《邪悪なる死霊術師》であれば、その《暴走する死霊術師》すら蘇生可能、対象ユニットの範囲がかなり広いと言える。
しかし、このユニットの最大の欠点は『プレイヤーレベル未満のユニットしか蘇生できない』事だろう。怪異には《被検体-17『裁断魔』》や《被検体-6『囚人』》なんかの優秀なレベル2ユニットも存在する。2ターン目の時点で《邪悪なる死霊術師》だけではそのレベル2のユニットを召喚できないのである。これは2ターン目に限った話ではなく、4ターン目に《被検体-666『処刑人』》を召喚できないということも起こる。《暗念の死霊術師》やレベル1ユニットを多めに採用するなど、デッキ構築の工夫が必要になってくるかもしれない。
[▲召喚条件]のこともあり、雑に3枚デッキに積むかどうかのバランスが非常に難しい。
アヴレスの魔術師は、死んでも魔術師となった。
第三弾 No.123